どーもどーもどーも!
名古屋青年会議所アンバサダーのクリス・グレンです。
10月フォーラムのフォーラムのテーマは「地域で支える育児革命」。
かなり重要なテーマです。
「育児、仕事、家事の時間が十分に取れない」「自由な時間がない」
というママたち。「仕事が忙しくて育児の時間が取れない」「積極的に
育児に参加できない」というパパたち。
そして、地域の子育て支援に満足ではない人が、70%もいるのだそう。
「地域で支える育児革命」・・・今、一番の課題ですね。
基調講演は、株式会社サイボウズの社長・青山慶久さん。
2015年には、4人に1人が離職する会社だったサイボウズの立て直しの話は
かなり興味深かった!働く人たちの要望を細かく聞き、それを叶える職場環境を
作っていった結果、28%だった離職率が4%にまで下がったって、かなりスゴイ!
在宅勤務OK、育児休暇OK、子連れ勤務OK、週3日勤務OK…などなど
そういう会社があったら、ママたちも安心して働けます!!
スゴイなぁ…サイボウズ。
青山さん自身も三人のパパ。
育児をしたことで、育児の大変さ、大切が理解できたそうです。
そして、気づいたことは・・・
子供が減れば市場が小さくなる=ビジネスが成り立たない
=結果、困るのは経営者
ということなのだそう。
経営者こそ、子育てしやすい会社づくりをしていくべき…という話は
すごく勉強になりました。
続いてのパネルディスカッションでは、タレントであり、ママでもある
あびる優さんも登場。働くママの視点からの苦労も、いろいろと…。
オーストラリアでは、パパが育児に参加するのが当たり前。
パパが育児休暇を取ることは珍しいことでもないし、
学校の行事に参加したり、子供の学校の送り迎えをしたり、
オムツを替えたり、子供のご飯を作ったり、週末はママの代わりに子供の
面倒を見たり…というのは、普通のことだから、やっぱり、こうして
日本のママたちの悩みを聞いていると、大変だなぁ…と思うし、
こういう環境だと、子供を作りたくても作れないというのも、よくわかる。
こういう時こそ、政治の力って大切だと思うけど、そこに期待ができないなら
やっぱりサイボウズのように民間企業が、どんどん子育てしやすい会社づくり
をしていくしかない。
育休をとる人がいても、温かい気持ちで受け入れることができるように
社会も、人も、変わっていかないといけませんね。